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刻の欠片 5《ときのかけら 5》  変わらないとき

石畳がきれいに敷きつめられた街の中心に、街を見渡すように大きな時計が建てられていた。設計者も建設者も不明だが、百年以上も前に造られたものだという。現在も正確にときを刻み、人々にときを知らせていた。


時計台の鐘が鳴り、人々に新しい年の始まりを告げた。

人々は過ぎ去る年に感謝と敬意を表しながら新しい年を迎える。

人々の希望を新しい年に受け継いで、厳かに鐘は鳴る。

希望にみちた素晴らしい年となりますように。

鐘の音に人々の希望を響かせながら、時計台は変わらずにときを刻んでいた。